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子どもに「成功体験」を積ませることよりも、親の「しくじった話」が子どもの自己肯定感を育むってどういうこと?
私は、放課後の小学校施設を活用し、地域社会とともに子どもを育てる「アフタースクール」放課後NPOアフタースクール公式サイトという、子どもの創造的な空間づくりを目指すNPOを運営しています。私はこのNPOの代表理事として、15年間で累計5万人以上の子どもたちと向き合ってきました。そんな私が、深い衝撃を受けた出来事があります。それは、アフタースクールの活動を始めて、まだ間もない頃のこと。ある新しいプログラムを「みんなでやろう」と呼びかけたとき、ある男の子がこんな一言を口にしたのです。(2019.05.25) 続きを読む
かつて輸出大国だった日本の面影をモンブランの麓でモンブラン・ケーキに見る
今週は、フランスのシャモニーにいます。この街は、人口1万人に満たないほどの小さな街ですが、年間150万人以上の観光客が訪れる、欧州を代表する観光地として知られています。人々が目指すは、フランスとイタリアの国境に位置するヨーロッパ・アルプスの最高峰。標高4810.9mの山、モンブランです。(2019.05.20) 続きを読む
新型カメラを同時二台買いするための長い言い訳
今週は、ブラジルのイリュースから数時間奥地に入った小さな村、サンタリタにいます。この村には、かろうじて電気が届いていますが、雨が降ると停電になることが頻繁にあるため、電気が来てたら「今日は、ラッキー!」と考えねば大変なことになります。まず、通電している日に、まとめてバッテリーを充電しなければなりません。
普段から電気が来てないところに行くことも多いため(たぶん、来週も)、「バッテリーを充電するためのバッテリー」も保持しておりますが、それも充電しておく必要があります。(2019.05.13) 続きを読む
今村文昭さんに聞く「査読」をめぐる問題・前編
昨年(2018年)、ケンブリッジ大学の栄養疫学者、今村文昭さんのインタビュー記事をWebナショジオに掲載しました。なんと9回にわたる超巨編で、これは、前野ウルド浩太郎さんをモーリタニアに訪ねた時以来のものでした。中身の密度の濃さも、これまでの連載の中で屈指でしょう。それだけ書いたのに、触れたくて触れられなかった(インタビューで聞いたのに書けなかった)テーマがあります。「査読」についてです。(2019.05.12) 続きを読む
ダイエットは“我慢することでは達成できない”というのが結論
僕のダイエットについて、詳細に書いていくつもりでしたが、このところあまり、具体的な事例について話をしていませんでした。ちなみに現在、僕の体重は最大時の約60%、体脂肪率は45%から18%に落ち、計算上の身体の体積は約半分になりました。「すんごく我慢強く、粘り強く、ストイックに追い込んだんだね」と言われますが、実は自分を追い込んだりはしていませんし、そもそも我慢はしたくないし、粘り強い性格でもありません。それなのに痩せることができた理由は、“我慢して痩せるための努力をする”というやり方を一切しないようにしたからです。そう、ダイエットは“我慢することでは達成できない”というのが僕の結論です。(2019.05.10) 続きを読む
いつもは持たない望遠レンズで臨む世界遺産パンタナル大湿原
今週は、ブラジルのパンタナル大湿原にいます。サン・パウロから飛行機で約2時間強、その後、車に数時間揺られ、2000年にUNESCOの世界遺産に登録された「パンタナル自然保護地域」にやってきました。パンタナルの総面積は、日本の本州と同じほど広大です。(2019.05.07) 続きを読む
大麻ビジネス最前線のカナダを訪れる
今週は、トロントにいます。先進国で、どこよりも先に医療も娯楽も大麻を全面解禁したカナダでは、あたらしい大麻ビジネスが、大躍進しています。(2019.04.29) 続きを読む
平成の終わり、そして令和の始まりに寄せて
あまり元号に思い入れのない昭和48年生まれの私ですが、昭和が終わるときは何か世間がドタバタしていて、崩御された昭和天皇が下血で苦しんでおられるような報道が続いてものすごい陰鬱な雰囲気であったのを覚えています。まだ高校生だったかと思うのですが、あ、これは元旦まで無理矢理誰かが生かされようとしているぞ、誰かの都合で、みたいな感覚を連日のテレビ報道でぼんやりと思っていました。今回は、今上天皇の英断で、まだご存命、ご健康なうちにご退位されるという話ですので、国民の混乱は最低限に抑えられたという点で非常に良かったのではないかと感じます。お疲れ様でございました。(2019.04.28) 続きを読む
『ズレずに 生き抜く』(文藝春秋)が5月15日刊行されることになりました
拙著、『ズレずに 生き抜く』が5月15日に文藝春秋から刊行されることになりました。このところ、公私ともに慌ただしいところがあり、常勤の仕事がなくなってすっかり引退気分でいたものが、むしろスキマ時間にいろいろと詰め込まれて収拾がつかなくなっているところであります。人生、そんなもんなのでしょう。(2019.04.26) 続きを読む
スペイン、アンダルシア地方の旅の途中で考えたこと
スペインのウェルバという小さな街である会議に参加するため、アンダルシア地方に来ています。アンダルシアは観光名所として知られ、古くからの史跡や海岸線に拡がるリゾートも魅力的です。スペインに行く機会はほとんどなく、まとまった本の執筆作業もあったため、思い切ってアンダルシアを旅行しながら本を書いてみることにしました。(2019.04.26) 続きを読む
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資源がない国から徐々にリセッションの足音が聞こえてくる(高城剛) |
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財務省解体デモとかいう茶番と、それに群がる情弱インフルエンサー連中の滑稽さについて(2025年2月27日) |